音声・動画

動画圧縮

動画を送れるサイズまで小さくします。メール添付の 25 MB、チャットアプリの 10 MB など、守らなければいけない上限を入力すると、動画の長さからビットレートを計算します。FFmpeg がブラウザーのタブ内で再エンコードし、ファイルはアップロードされません。

  • 画質スライダーを手探りで動かすのではなく、ファイルサイズを指定して圧縮できます
  • その目標が現実的かをエンコード前に、上限に収まったかを完了後に伝えます

動画ファイルをここにドロップ

ファイルは手元に残ります。アップロードされることはありません

MP4、MOV、WebM、MKV、AVI、M4V のほか、FFmpeg が扱えるほとんどの形式を読み込めます。

まだ動画が選ばれていません

まず動画ファイルを選んでください。エンジンのダウンロードはそのあとに始まります。

圧縮

概要

指定したサイズに収める作業は、画質つまみの調整ではなく配分の問題です。動画の長さと収めるべきサイズでビットレートが決まり、解像度とフレームレート、音声がそのビットレートで画面を支えられるかを決めます。この計算を隠さずに見せるのがこのツールです。

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    指定したサイズに合わせて圧縮

    指定された上限を入力すれば、25 MB でも 10 MB でも 8 MB でも、動画の長さと音声の取り分からビットレートが決まります。多くの圧縮ツールは画質つまみだけを用意していて、何が出てくるかは三回試さないと分かりません。ここでは気にしている数値そのものを設定できます。

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    目標が無理なときははっきり伝えます

    10 分の 1080p を 25 MB に収めると平均 350 kbps ほどで、どんなエンコーダーでも見られる画にはなりません。数分待ってブロックだらけの結果を受け取る前に、枠と画面サイズを突き合わせて足りるかどうかを先に示します。

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    どう直せばよいかまで示します

    目標に届かないときは、480p と元のフレームレートといった具体的な組み合わせを提示し、ひと押しで適用できます。フレームレートより先に解像度を削るのは、画面が小さいのは小さい動画に見えるだけですが、コマが飛ぶと壊れて見えるからです。

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    仕上がりに対する結論

    目的は圧縮そのものではなく、送れるようになることでした。だから結果は、設定した上限と同じ単位で収まったかどうかを直接伝えます。ファイルを開いて自分で確かめる必要はありません。レート制御が外れたときもそう伝え、何を変えればよいかを示します。

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    容量に本当に効く項目

    解像度、フレームレート、音声レートを分けているのは、効き方が違うからです。縦横を半分にすれば画素数は四分の一になり、フレームレートの制限は実写より画面録画で効き、音声は短い動画ほど無視できない固定費になります。どの項目も下げる方向にしか動かず、拡大もコマの水増しもしません。

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    アップロードなしのローカル処理

    FFmpeg を WebAssembly にコンパイルしてタブ内で実行しています。アップロードも順番待ちも透かしもなく、アカウントも不要です。大きなファイルではブラウザーのメモリーが実質的な上限になりますが、顧客の素材や社内の録画は元の端末に置いたままにできます。

使い方

送れないファイルを送れるファイルにするまで、四段階です。

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    動画をページにドロップするか、ファイル選択から読み込みます。この時点でエンジンのダウンロードが始まり、約 31 MB で一度きりです。続いて解像度とフレームレート、長さが読み取られます。

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    収めるべきサイズを入力するか、プリセットを選びます。特に上限がなければ画質レベルに切り替えて、サイズは結果に任せます。

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    右側の判定を確認します。枠が画面サイズに対して厳しい場合は提案された解像度とフレームレートを適用し、そうでなければ音声のレートを調整するか、そのままにします。

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    圧縮を押します。仕上がった MP4 が右側に表示され、実際のサイズが設定した上限と並べて示されます。ダウンロード前に再生して確認できます。

詳細

手に入るファイルが目的に合うかどうかを分ける細部です。

  • 目標サイズを MB で指定。8、10、16、25、50、100 MB のプリセット付き
  • 長さと音声の取り分からビットレートを算出し、余裕を見て上限の内側を狙い、結果は実測して表示します
  • エンコード前に一画素あたりのビット数をもとに実現性を判定
  • 目標が無理なときは、達成できる設定をひと押しで適用
  • 特定の上限がない場合のための固定画質モード
  • 解像度プリセットは短辺基準なので、縦動画は縦のまま
  • フレームレートは 60、30、24、15 に制限可能。元がそれより高いときだけ表示
  • 音声は 192、128、96、64 kbps から選択、または完全に削除
  • 拡大は一切行わず、目標の予算は元の素材のビットレートを上限とします
  • 仕上がったファイルが設定した上限に収まったかを判定
  • faststart を適用し、ダウンロード完了前から再生できます
  • エンジンのダウンロード中は実バイト数の進捗、その後はエンコードの進捗を表示

活用シーン

動画圧縮ツールを探すきっかけになる場面です。

  1. メールに添付できない大きさのファイル

    添付の上限は 25 MB 程度が一般的で、スマートフォンで数分撮ればその何倍にもなります。上限を設定して解像度を収まるところまで下げれば、リンクではなくファイルそのものを送れます。

  2. チャットアプリの上限に収める

    メッセージアプリは決まったサイズを超えると受け付けず、その数値はアプリやプランによって違います。自分に当てはまる値を入力すればそれに合わせてエンコードされるので、圧縮しては試すという繰り返しが要りません。

  3. 不具合報告に添える画面録画

    操作画面の録画は大部分が静止しているためよく縮み、フレームレートを下げてもほとんど損がありません。二分程度の再現手順なら、文字が読める状態のまま 10 MB を切ることが多いです。

  4. 同期前にスマートフォンの素材を軽くする

    最近の端末は高いビットレートで記録するため、数本で保存容量を圧迫します。端末を離れる前に妥当なサイズへ落としておけば、容量を増やさずに残しておけます。

  5. フォームや問い合わせの上限を満たす

    サポート窓口や申込フォーム、課題の提出にはいずれも添付の上限があり、長い時間かけて送ったあとで弾かれることも珍しくありません。先に正しいサイズにしておけば一度で通ります。

  6. 長い録画を配りやすくする

    講義も会議もデモも、放送品質でなければ役に立たないわけではありません。720p と控えめなビットレートなら話し声が聞き取りやすく、スライドも読み取れますし、数ギガバイトのファイルが実際にダウンロードしてもらえる大きさになります。

  7. ページに置く動画を軽くする

    背景の映像や製品デモを元のビットレートのまま置くと、訪問者全員の表示が重くなります。決まった枠に収めておけば、その動画の負担が事故ではなく判断の結果になります。

  8. アップロードすべきでない素材

    インタビューの記録、医療系の映像、顧客から預かった素材、社内ツールの録画には、変換サイトに置くべきでないものが含まれます。ここでの処理はすべてタブ内で完結し、ネットワークパネルで確認できます。

関連情報

枠は動画全体の長さに配分されるので、ファイルを小さくする近道はビットを削ることより秒数を削ることだったりします。そこで使えるのが 動画のトリミングです。小さくするのではなく画面そのものを切り抜いたり形を変えたりしたい場合は 動画リサイズ・切り抜きがあります。README やチャットに貼るくらい短いものなら、動画よりアニメーションのほうが届きやすく、そのための 動画を GIF に変換も用意しています。

使い方のヒント

一度目で上限に収めるためのこつです。

  • 目標は実際の上限より少し低めにします。25 MB とされていても算入の仕方が違うことがあり、24 にしておけばその差を吸収できます
  • フレームレートより先に解像度を下げます。画面が小さいのは小さい動画に見えるだけですが、コマが飛ぶと壊れて見えます
  • 一部分だけが必要なら先に切り出します。枠は全体の長さに配分されるため、残した秒数のぶんだけ取り分が減ります
  • 音声は基本的に 128 kbps のままにし、短い動画のときだけ 64 に下げます。そこでは小さな枠の中で音声の比率が高くなります
  • 音のない画面録画では音声を削除します。中身のないトラックに枠を使う理由がありません
  • プリセットよりも判定を信じます。厳しいと出た目標は実際に厳しく、一分待っても結果は変わりません
  • 長い素材や高解像度の作業はパソコンのブラウザーで行います。スマートフォンはタブに割り当てられるメモリーがはるかに少なくなります

制限事項

このツールが意図的に扱わないことと、苦手な領域です。

  • ここでの圧縮は再エンコードなので、仕上がりは元より一世代分離れます。動画を目に見えて小さくするのに、デコードとエンコードを避ける方法はありません。
  • 切り抜き、カット、回転、結合、字幕の追加、画面の形の変更はしません。容量を下げることだけを担当し、画面を縮めるのはそれが最も効くからです。
  • 書き出しは常に MP4 で、映像は H.264、音声を残す場合は AAC です。WebM、HEVC、AV1 は書き出しません。音声は先頭のトラックだけで、複数言語の音声や字幕は引き継がれません。
  • エンコードは一度だけ通します。二回通したほうが目標には近づきますが、シングルスレッドで全体を二度エンコードすることになるため、代わりに実際のサイズをそのまま報告する方式にしています。
  • レート制御は目標を目指すもので、保証するものではありません。変化の激しい素材では数パーセント超えることがあり、だからこそ目標を上限より低めに置き、結果を実測して示しています。
  • 長さに対して目標が小さすぎる場合、どの設定でも救えません。見られない結果を出して完了と称するのではなく、その旨をお伝えします。
  • エンコードは WebAssembly のシングルスレッドで動くため、パソコン版の FFmpeg より遅くなります。長い素材や高解像度の素材は相応に時間がかかります。
  • エンコード開始前に動画全体をメモリーへ読み込みます。WebAssembly は 32 ビットなので、250 MB を超えるあたりから不安定になります。
  • エンジンは初回のみ約 31 MB です。以降はキャッシュされますが、新しいブラウザープロファイルでの一回目はこのダウンロードを伴います。
  • HEVC を収めた MKV のように、FFmpeg は読めてもブラウザーで再生できない形式があります。圧縮は問題なく動作し、プレビューだけが表示されません。

よくある質問

動画を送れる大きさにするときによく出てくる疑問です。

動画を指定したファイルサイズに圧縮するには?

目標サイズを選び、収めたい数値を入力して圧縮を押します。サイズを八倍してビット数の枠に換算し、音声が使う分を引き、動画の長さで割った値がエンコードのビットレートです。コンテナの管理情報で上限を超え直さないよう、少し低めを狙います。仕上がったあとは実際のサイズを入力した上限と並べて表示します。

メールで送る動画はどう圧縮すればよいですか?

メールの添付は 25 MB 前後が上限のことが多いので、目標を 25 かそれより少し低く設定し、解像度は収まるところまで下げます。スマートフォンで撮った二分程度の動画なら 720p あたりに落ち着き、見るぶんには問題ありません。枠が厳しいと判定が出るほど長い場合は、ここで設定をいじるより先に切り詰めるほうが効果があります。

画質を落とさずに動画を圧縮できますか?

厳密には無理で、どのツールでも同じです。H.264 は非可逆形式なので、ファイルを小さくするとは少ないビットで画を表すことであり、必ず何かを手放します。目指せるのは気づかれない損失です。画面サイズに対して十分なビットレートを確保するか、解像度を下げて残ったビットを少ない画素に配分するかです。後者はスマートフォンの画面ではまず分からないため、このツールは先に解像度を使います。

圧縮したのにまだ大きいのはなぜですか?

ほとんどはその解像度では最初から達成できない目標で、開始前の判定がそう示しており、提案された設定を適用すれば解決します。まれに変化の激しい素材でレート制御が数パーセント超えることがあり、その場合も結果欄が隠さず報告します。目標を実際の上限より低めにするか、解像度を一段下げれば収まります。

動画のファイルサイズは何で決まりますか?

効果の大きい順に四つあります。まず解像度で、縦横を半分にすると画素数は四分の一になり、同じビットレートを一画素あたり四倍使えます。次にビットレートで、これは目標サイズが代わりに決めてくれるものです。フレームレートは実写より画面録画やスライドでよく効きます。音声は固定費で、短い動画ほど小さな枠の中での比率が高くなります。

動画はどこかにアップロードされますか?

されません。エンジンは WebAssembly にコンパイルされた FFmpeg で、ブラウザーのタブ内で動作します。ファイルはディスクからタブのメモリーへ読み込まれ、結果はダウンロードとして書き出されるだけで、内容がネットワークを通ることはありません。圧縮中にネットワークパネルを開けば確認できます。

目標サイズと画質レベルはどちらを使うべきですか?

メールソフトやチャットアプリ、アップロードフォームから数値を指定されている場合は目標サイズです。このツールが主に想定しているのもその状況です。特に強制されておらず、単に軽くしたいだけなら画質レベルを使ってください。動画全体で細部の水準を一定に保ち、サイズは素材に従うため、無理に枠へ押し込むより仕上がりが均一になります。

どこまで圧縮すると見られなくなりますか?

ファイルそのものより画面サイズに大きく左右されます。目安になるのは一コマの一画素あたりに配れるビット数で、480p では十分な同じビットレートが 1080p では破綻します。右側の判定が測っているのはまさにこれで、だからこそ目標が小さすぎるときの答えは、同じサイズのまま画質を諦めることではなく、ほぼ常に画面を小さくすることになります。

圧縮すると解像度は下がりますか?

指定したときだけです。解像度の初期値はそのままで、どのプリセットも自分で選ぶ必要があるため、目標サイズだけを設定した場合に変わるのはビットレートだけです。枠が現在の画面サイズに対して厳しいときは低い解像度を提案しますが、勝手に適用することはありません。拡大も行わず、元より高いプリセットはそのまま維持として扱われます。

圧縮にはどのくらいかかり、どこまで大きなファイルを扱えますか?

すべてのコマをタブ内のシングルスレッドでデコードし直してエンコードするため、長さと解像度、お使いの端末で時間が変わります。短い動画は速く、長く高解像度な録画はそうではありません。実際の上限は時間よりメモリーで、処理中はファイル全体がタブに保持されるため、250 MB を超えるあたりから不安定になります。必要な部分を先に切り出せば、どちらの数値も下げられます。

関連ツール

ブラウザー内で完結する動画向けのツールをほかにも用意しています。