User-Agent パーサー
ログやクライアントから取得した User-Agent 文字列を貼り付けると、ブラウザ、バージョン、OS、デバイス種別、レンダリングエンジン、アプリ内ブラウザかどうか、クローラーや AI bot らしさを整理して表示します。ブラウザ互換性の切り分け、クロール流入の確認、チケットやインシデントへの環境情報の添付に使えます。
- UA 文字列を、ブラウザ、OS、デバイス、レンダリングエンジン、アプリ文脈の項目に分解します
- 検索クローラー、AI クローラー、SNS プレビュー取得、監視クライアントを分けて確認できます
- 現在のブラウザの UA を読み込み、本番ログの UA と項目ごとに比較できます
- チケット、調査メモ、インシデント記録にそのまま貼れる読みやすい形式で出力します
概要
-
-
デスクトップ
Bot シグナルなし
ブラウザ
ブラウザ
-
ブラウザバージョン
-
レンダリングエンジン
-
エンジンバージョン
-
デバイス
OS
-
OS バージョン
-
デバイス種別
デスクトップ
デバイスカテゴリ
デスクトップ
デバイスメーカー
-
デバイスモデル
-
モバイルかどうか
いいえ
タッチ対応デバイス
いいえ
アプリ文脈
-
Bot シグナル
Bot かどうか
いいえ
Bot 名
-
Bot 種別
-
AI クローラーかどうか
いいえ
技術情報
Client Hints
取得不可
CPU アーキテクチャ
-
概要
ログ調査やクロール分析で実際によく出る問いに合わせ、1 本の UA 文字列を判断しやすい構造化フィールドへ変換します。
- 01
ブラウザとレンダリングエンジン
ブラウザ名、バージョン、エンジン種別、エンジンバージョンを整理し、回帰や互換性問題の対象範囲を絞りやすくします。
- 02
OS とデバイス種別
OS、OS バージョン、デバイス種別、メーカー、モデルを見分け、デスクトップ、モバイル、タブレット、テレビ系の流入を分けられます。
- 03
検索クローラーと AI クローラーの分類
Googlebot、Bingbot などの検索クローラーに加え、GPTBot、ClaudeBot、PerplexityBot などの AI 系アクセスも確認できます。
- 04
SNS プレビューと監視アクセス
Slack、Discord、Twitter のリンクプレビュー取得や、UptimeRobot、Pingdom、Datadog の監視リクエストを見分けやすくします。
- 05
アプリ内ブラウザのヒント
WeChat、DingTalk、Feishu、Alipay などのアプリ内ブラウザを検出し、通常のモバイルブラウザと webview 流入を分けて考えられます。
- 06
現在のブラウザをワンクリックで読み込み
現在使っているブラウザの UA を読み込み、本番ログやインシデント報告の UA と直接比較できます。
使い方
UA 調査は、貼り付け、判定、確認、記録の流れにしておくと、チケット間でも同じ手順で進められます。
- 01
入力欄に User-Agent 文字列を貼り付けるか、コマンドバーの現在のブラウザをクリックします。
- 02
右側に表示されるブラウザ、OS、デバイス、bot 関連の項目を確認し、期待していたリクエスト内容と照らし合わせます。
- 03
リクエストの扱いを決めるときは、Bot かどうかBot 種別AI クローラーかどうかを重点的に確認します。
- 04
解析結果をチケット、SEO ログ調査、インシデントメモへコピーし、後から見直せるよう raw UA も残しておきます。
詳細
ログ調査、クローラー分析、クライアント再現に必要な項目へ絞っているため、結果をそのままチケットやレポートに使えます。
- ブラウザ名、バージョン、レンダリングエンジン、エンジンバージョンを解析します
- デスクトップ、モバイル、タブレット、テレビ、ウェアラブル、ゲーム機、組み込み端末を分類します
- 検索クローラー、AI クローラー、SNS プレビュー取得、監視ツールをラベル付けします
- WeChat、DingTalk、Feishu、Alipay、X などのよく使われるアプリ内ブラウザを検出します
- Client Hints のメタデータが利用できるかを表示し、UA だけの情報と混同しないようにします
- 現在のブラウザ UA を読み込み、再現環境とログの比較をワンクリックで始められます
- チケット、postmortem、インシデントメモに貼り付けやすい読みやすいブロックとして出力します
- 長い UA 文字列や項目数の多い診断結果も扱いやすい全画面ワークスペースを用意しています
活用シーン
生の UA 文字列を、ログレビュー、クローラー分析、フロントエンド調査、サポート引き継ぎに使える環境情報へ変換します。
-
SEO クロール調査
Googlebot、Bingbot、Baiduspider などのアクセスを確認し、クロールがブロック、リダイレクト、誤ったステータスコード配信の影響を受けていないか切り分けられます。
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AI クローラーの管理
GPTBot、ClaudeBot、PerplexityBot などの流入を検出し、robots policy やログ分割ルールの確認に使えます。
-
フロントエンド互換性の切り分け
ブラウザバージョンとレンダリングエンジンを手がかりに、CSS や JavaScript の不具合がどのクライアント層に出ているか絞り込めます。
-
トラフィック品質と不正利用の確認
人間らしいセッション、自動化アクセス、監視プローブを分けて、リスク制御や分析の精度を上げられます。
-
ランディングページの CV 診断
デバイスやアプリ文脈を復元し、特定セグメントの CV 低下が表示崩れと関係しているか確認できます。
-
サポートとインシデントの引き継ぎ
ユーザー報告に含まれる UA を解析し、正規化されたブラウザ、OS、デバイス情報をチケットやインシデントへ添付できます。
-
ログ正規化パイプライン
raw UA をブラウザ、OS、デバイス、bot のディメンションへ変換し、ダッシュボードや BI で安定したキーとして扱えるようにします。
-
SNS プレビューのデバッグ
Slack、Discord、Twitter のプレビュー取得を見分け、共有時の Open Graph メタデータを確認できます。
関連情報
同じログ行に長いリクエストパス、コールバック URL、キャンペーンパラメータが含まれている場合は、先に URL ツール で整理してから UA 解析に戻ると扱いやすくなります。ブラウザ固有の表示問題が疑われる場合は、解析した UA とあわせて ブラウザ互換性チェッカー で実際のランタイム機能を確認し、UA が示す情報とブラウザの対応状況を照らし合わせてください。
使い方のヒント
UA に基づく判断をチーム間で安定させるための実務上のポイントです。
- UA 文字列だけに頼らず、ランタイムの feature detection と組み合わせて判断してください。
- ルール更新や監査のために、正規化後の結果だけでなく元の UA もログに残してください。
- チーム全体で共通の bot 分類を使うと、傾向分析やアラートの意味がそろいやすくなります。
- 未知の UA パターンは明示的にタグ付けし、定期的に見直してください。新しいクライアントがデフォルト分類に埋もれにくくなります。
- ブラウザ、OS、デバイス、bot の項目は共通 schema に正規化し、ダッシュボードや BI で再利用しやすくしてください。
- SEO では検索クローラーと AI クローラーの割合を分けて追い、クロール構造の変化を見つけやすくします。
- 許可、チャレンジ、レート制限のポリシーを導入するときは、いきなり本番適用せず段階的に観察してください。
- モバイル判定だけでアプリ内ブラウザだと決めつけず、アプリ環境の項目も合わせて確認してください。
- チーム間で用語ずれが起きないよう、技術的なフィールド名と表示ラベルの両方を共有してください。
制限事項
UA 解析の限界を知っておくと、過信を避け、複数シグナルのうちの 1 つとして扱いやすくなります。
- User-Agent は偽装できるため、本人性やセキュリティ判断の唯一の根拠にしないでください。
- パーサーライブラリによって同じ UA の解釈が少し違うことがあります。重要な前提は複数の情報で確認してください。
- 新しいブラウザや AI クローラーは、ルールライブラリが追いつくまで不完全に解析されることがあります。
- 何かの制御を行う前に、UA だけでなく IP、リクエスト頻度、パス、行動シグナルも合わせて確認してください。
- 同じクライアントでも、アプリ内 webview では別の UA を送ることがあります。チャネル横断分析では正規化が必要です。
- 一部のクローラーは一般的なブラウザ UA を装うため、UA だけでの bot 判定には明確な限界があります。
- プロキシやゲートウェイがリクエストヘッダーを書き換えることがあります。エッジログと突き合わせて確認してください。
- サンプル数の少ないログは UA 分布が偏りやすいため、長期戦略の根拠として単独で使うのは避けてください。
よくある質問
使い方、精度、結果を判断材料にするときの注意点について、よくある質問をまとめました。
AI クローラーを検出できますか
できます。出力では bot かどうか、bot 種別、AI クローラーかどうかを表示します。GPTBot、ClaudeBot、PerplexityBot、Google-Extended などを想定しており、ログのセグメント分けや robots policy の確認に使えます。
一部しか解析されない UA があるのはなぜですか
UA に含まれる情報が少ない場合や、登場したばかりのクライアントの場合があります。raw UA を残し、行動データと組み合わせ、ルール更新後に再解析してください。
SEO 調査にも使えますか
使えます。クローラー種別の確認、AI クローラーの識別、SNS プレビュー確認、インデックス調査の周辺にあるトラフィック品質確認に役立ちます。
解析された UA だけで許可やブロックを判断していいですか
おすすめしません。UA は 1 つのシグナルにすぎません。IP レピュテーション、reverse DNS、リクエスト行動、レート制限、パスパターンと組み合わせて判断してください。
別のツールと解析結果が違うのはなぜですか
パーサーによってルールや更新頻度が違うためです。比較やレポートを安定させるには、業務で使う標準パーサーを 1 つ決めておくのが安全です。
訪問者が本当に人間か証明できますか
できません。UA は候補を絞るための情報です。実際の判断には、行動、リクエスト頻度、IP レピュテーション、Cookie、チャレンジ結果などを組み合わせてください。
Chrome を装った UA と Googlebot を見分けられますか
Googlebot の典型的なパターンは検出できます。ただし偽装 UA の確認には、reverse DNS、IP レンジ、行動パターンの検証が必要です。
メーカーやモデルが空になるのはなぜですか
多くのデスクトップ UA にはメーカーやモデル情報が含まれていません。また、値が削られていることもあります。そのため空欄になるのは珍しくありません。
iPad がデスクトップ扱いになることがあるのはなぜですか
一部の iPadOS UA には Macintosh に似た断片が含まれます。ツール側でも推定しますが、境界ケースでは手動確認が必要になることがあります。
複数 UA の一括解析に対応していますか
この画面は 1 件ずつの分析に集中しています。大量処理が必要な場合は、同じパーサーをサーバー側のログパイプラインに組み込み、結果をデータウェアハウスへ保存してください。
入力した User-Agent はアップロードされますか
いいえ。解析、検出、コピー操作は現在のブラウザ内で行われ、UA がページの外へ送信されることはありません。
robots policy をこの結果だけで決めてもいいですか
補助材料として使ってください。実際のクロールログでグルーピングを検証し、変更は段階的に反映するのが安全です。
SEO ログ分析ではどう使えばいいですか
まず UA を解析し、bot 種別ごとにセグメントします。そのうえでクロール割合、頻度、ステータスコードの分布を追うと、インデックス問題とクロール構造の変化を結びつけやすくなります。
SNS プレビュー取得と本当のクリックをどう分けますか
まず bot 種別とアプリ文脈を見ます。その後、referrer、リクエスト時刻、後続ページ行動を合わせて確認してください。
Client Hints が取得可能 / 取得不可とは何ですか
現在の環境で Client Hints メタデータを利用できるかを示します。Client Hints は、UA 文字列だけでは分かりにくいブラウザやプラットフォーム情報の補助になります。
長期モニタリングにも使えますか
この画面は診断やルール確認に向いています。長期監視では、同じ解析ロジックをサーバーログパイプラインに組み込み、アラートと連携するのがよいです。
関連ツール
URL 解析、サブネット計算、ブラウザ機能チェックなど、ネットワークとブラウザ調査の作業を続けられます。