ネットワーク

DNS 検索

任意のドメインの DNS レコード(A・AAAA・CNAME・MX・TXT・NS・SOA・CAA・SRV・PTR)をリゾルバー経由で調べ、返された TTL を確認できます。IP アドレスの逆引きで背後の PTR ホスト名を確認したり、ルートサーバーから権威応答まで名前をたどって委任の経路全体を見ることもできます。リゾルバーを選び、結果をコピーし、JSON として書き出せます。無料・登録不要です。

  • A・AAAA・CNAME・MX・TXT・NS・SOA・CAA・SRV・PTR レコードを、それぞれの TTL 付きで検索
  • IPv4 / IPv6 アドレスを逆引きして PTR ホスト名を取得
  • dig +trace のように、ルートサーバーから権威ネームサーバーまで委任をたどる
  • 上流リゾルバーを選択——Cloudflare・Google・Quad9・OpenDNS、または任意のアドレス
  • 結果をテキストでコピー、または生の応答を JSON として書き出し

検索したいタイプを 1 つ以上選びます。未選択のままでは検索できません。

ドメインを入力し、必要なレコードタイプを選んで検索を押します。レコードと TTL がタイプ別にまとめてここに表示されます。

概要

名前が何に解決されるか、あるアドレスの背後にあるホストは何か、そしてその解決が DNS 階層をどう委任されてきたかを、1 ページで答えます。

  1. 01

    実際の TTL 付きレコード

    必要なレコードタイプを検索し、値とそれが返されたときの TTL を並べて、タイプ別にまとめて素早く確認できます。

  2. 02

    主要なレコードタイプを網羅

    アドレスの A / AAAA、メールの MX、SPF・DKIM・所有権確認の TXT、ゾーンの NS と SOA、さらに CNAME・CAA・SRV・PTR まで一箇所で。

  3. 03

    逆引き(PTR)検索

    IPv4 / IPv6 アドレスを、運用者が公開したホスト名へと逆引きします。多くのメールシステムは、送信者を評価する際の手がかりの 1 つとして使います。

  4. 04

    ルートからのトレース

    ルートサーバーから TLD、そして権威ネームサーバーへと続く委任をたどり、応答がどこから来るのかを正確に見ます。

  5. 05

    リゾルバーを選択

    Cloudflare・Google・Quad9・OpenDNS、または指定したリゾルバー経由で問い合わせ、応答の比較や伝播の確認ができます。

  6. 06

    コピーとエクスポート

    現在の結果を貼り付けやすいプレーンテキストでコピー、または応答全体を JSON として書き出し、スクリプトやチケットに使えます。

使い方

3 つのモードで、レコードを調べる、IP を逆引きする、名前をルートサーバーからたどる、という作業を切り替えられます。

  1. 01

    「レコード検索」のまま example.com のようなドメインを入力し、調べたいレコードタイプを選びます。

  2. 02

    検索を押すか例をクリックすると、タイプ別にまとまった TTL 付きのレコードが表示されます。

  3. 03

    「逆引き」に切り替えて IP アドレスを入力し、逆引きされる PTR ホスト名を確認します。

  4. 04

    「トレース」に切り替えてドメインを入力し、ルートサーバーから権威応答まで解決が進む様子を見ます。

  5. 05

    比較したいときはリゾルバーを変え、現在の結果をコピーするか JSON として書き出します。

詳細

サイト・メール・証明書の不調で最初に確認すべきは DNS なので、このツールはレコード検索・逆引き・トレースを 1 画面にまとめています。

  • レコード値には返された時点の TTL が付き、古い応答があとどれだけキャッシュに残るかを見積もれます
  • MX・TXT・CAA の検索で、メール配送、SPF、DMARC、DKIM セレクターレコード、証明書発行に関する設定を確認
  • _dmarc.example.com や _sip._tcp.example.com のようなアンダースコア始まりのサービス・ポリシー名に対応
  • 逆引きは、メールサーバーやログがアドレスに名前を付けるために頼る PTR レコードを引き出します
  • トレースは委任のホップを 1 つずつ示し、問題がレジストラ・ゾーン・レコードのどこにあるかを明らかにします
  • リゾルバーを切り替えれば、同じ名前に対して各ネットワークが今返す内容を比較できます

活用シーン

ドメイン・メール・TLS 証明書がうまく動かないとき、手早い DNS 検索がたいてい原因を指し示します。

  1. 開かないサイトを調べる

    サーバーや CDN を探し回る前に、A と AAAA レコードが想定どおりの場所を指しているか確認します。

  2. メール到達性を直す

    ルートドメインの MX と TXT でメール経路と SPF を確認し、_dmarc.ドメイン と selector._domainkey.ドメイン の TXT で DMARC と DKIM を確認します。

  3. 移行や DNS 変更を確認する

    レコードを更新したら複数のリゾルバーで問い合わせ、新しい値が伝播し古い TTL が失効する様子を見ます。

  4. 証明書を発行できるか検証する

    CAA レコードを確認し、そのドメインの証明書を発行してよい認証局はどこかを確かめます。

  5. メールサーバーや IP を調査する

    送信元 IP を逆引きして提示される PTR ホスト名を見ます。メールリレーを判断する複数の手がかりの 1 つです。

  6. 壊れた委任を診断する

    名前をルートからたどり、連鎖が止まるホップを特定します。NS レコードが誤っているのか、ゾーンに到達できないのかが分かります。

関連情報

名前がアドレスに解決されたら、その IP がどこにあり、どのネットワークが運用しているかを IP アドレス検索で調べられます。そのアドレスが属するネットワークの範囲とマスクを求めるには サブネット計算機を開きます。また解決の前に、URL 全体からホスト名を取り出すには URL ツールを使います。

使い方のヒント

DNS の応答はキャッシュされ、リゾルバーによって異なることもあるため、結果は恒久的な事実ではなく、その時点のスナップショットとして読みます。

  • TTL を見ます。値が大きいほど、レコードを変更したあとも古い応答が長くキャッシュに残ります。
  • 変更を確認するときは複数のリゾルバーで問い合わせます。伝播とは、各キャッシュがそれぞれの都合で失効していくことにすぎません。
  • メールでは MX と関連する TXT 名を一緒に確認します。SPF は通常ルート、DMARC は _dmarc、DKIM は selector._domainkey にあります。
  • PTR レコードが無いのは多くのアドレスで普通のことで、それ自体は何の証拠にもなりません。
  • トレースで、レジストラや委任の問題と、健全なゾーン内の誤ったレコードとを切り分けます。
  • 正確な応答をチケットに添付したいときは JSON として書き出し、あとで検索し直さずに済ませます。

制限事項

このツールはリゾルバー経由で DNS を問い合わせ、返ってきた内容を報告します。レコードを変更したり、世界中のすべてのネットワークが見る内容を保証したりはしません。

  • 応答は選んだリゾルバーが今返す内容を反映します。別のリゾルバーや別の時点では違う結果になり得ます。
  • レコードは読み取り専用です。ツールは問い合わせるだけで、ゾーンの内容を作成・編集・削除することはできません。
  • 逆引きは、アドレスの運用者が PTR レコードを公開している場合にのみ結果を返します。公開していないものも多くあります。
  • DNSSEC の検証状態は表示しません。ツールはレコード自体を報告し、暗号的に署名されているかは判定しません。
  • すべての検索は DevKitLab の DNS サービスに送られ、そこがあなたの代わりにリゾルバーへ問い合わせます。
  • トレースは標準的な委任をたどります。スプリットホライズンやプライベートルートを使う特殊な構成では、内部で見える内容とは一致しません。

よくある質問

レコードタイプ・伝播・逆引き・トレースの仕組みに関するよくある質問。

DNS 検索とは何ですか?

DNS 検索は、ある名前にどんなレコードがあるかをドメインネームシステムに尋ねることです。最も多いのはドメインが指す A / AAAA アドレスですが、メールの MX、ポリシーの TXT などもあります。このツールはその問い合わせをリゾルバーに送り、返ってきたレコードを TTL 付きで表示します。

どの DNS レコードタイプを検索できますか?

A・AAAA・CNAME・MX・TXT・NS・SOA・CAA・SRV・PTR です。「レコード検索」で任意に組み合わせて選べます。未選択では検索できません。_dmarc.example.com のようなアンダースコア名にも対応し、DMARC・DKIM・SRV レコードの検索に使います。

MX・SPF・DKIM・DMARC レコードはどう確認しますか?

MX を選んで検索するとメールサーバーが、TXT を選ぶと SPF と DMARC(DMARC は _dmarc.あなたのドメイン にあります)が読めます。DKIM は selector._domainkey.あなたのドメイン のようなセレクター名の TXT レコードです。

逆引き DNS(PTR)検索とは何ですか?

逆引きは IP アドレスから出発し、その PTR レコード——運用者が公開したホスト名——を尋ねます。メールサーバーは正当な送信者かどうかの手がかりの 1 つとしてよく確認します。特に家庭回線など、多くのアドレスには PTR レコードがまったくありません。

トレースは何を見せてくれますか?

トレースはリゾルバーが一から解決するのと同じように名前を解決します。ルートサーバーから始め、委任をたどって TLD サーバー、そして権威ネームサーバーへ進み、最後に応答を示します。ブラウザ版の dig +trace にあたり、壊れた委任を見つけるのに役立ちます。

なぜリゾルバーごとに応答が違うのですか?

DNS はあらゆる層でキャッシュされ、各リゾルバーはそれぞれの TTL 時計でキャッシュします。変更直後は、古いレコードを返すリゾルバーもあれば、すでに新しい値を持つものもあります。いくつかのリゾルバーで問い合わせるのが、変更の伝播を見る方法です。

TTL とは何で、なぜ重要ですか?

TTL(生存時間)は、リゾルバーが再度問い合わせる前にレコードを何秒キャッシュしてよいかです。TTL が高いと検索は速くなりますが、変更が全員に届くまで時間がかかります。計画的な移行の前に TTL を下げると、切り替えが速く伝播します。

どの DNS サーバーが応答するか選べますか?

はい。「レコード検索」と「逆引き」では、Cloudflare(1.1.1.1)・Google(8.8.8.8)・Quad9・OpenDNS、または入力したリゾルバー経由で問い合わせられます。「トレース」は常にルートサーバーから始まるため、選んだリゾルバーは使いません。

この DNS 検索は無料ですか?

はい。無料で、アカウントは不要です。ドメインか IP を入力し、レコードタイプかモードを選べば応答が読めます。

IPv6 や国際化ドメインに対応していますか?

はい。AAAA レコードも IPv6 の逆引きも使えます。国際化ドメイン名(IDN)は、問い合わせを送る前にブラウザ側で Punycode(xn-- 形式)に変換されます。DNS 自体は ASCII のラベルしか運べないためで、どちらの書き方で入力しても同じ結果が得られます。

関連ツール

名前が解決できたら、同じホストで作業を続けられます。その IP がどこにあるかを調べたり、属するサブネットを計算したりできます。